エログロナンセンス、戦前の発禁本、猟奇雑誌などの古本買取は海星堂におまかせください！創業45年の誠実査定。 (名古屋～全国対応)

エログロナンセンスの時代の古本を買取ります！

明治時代の宮武外骨の「滑稽新聞」
大正～昭和初期の猟奇探偵雑誌
昭和5年～11年ごろに流行したエロ・グロ・ナンセンス
猥褻、風紀壊乱などの理由で発禁処分となった
本や雑誌など買取りいたします。
実際の買取り品の画像とともにその世界をご紹介いたします。

梅原北明文藝市場社グロテスク

昭和初期の
エログロナンセンス
関連の雑誌や本など
買取りいたします。

梅原北明による文芸市場社や
文芸資料研究会発行の雑誌の中でも
代表的存在が「グロテスク」
地下本を堂々と発売し一部は発禁本扱いに。

画像は「グロテスク」をまとめて
買取りした時の画像です。
この冊数と稀に見る状態の良さに
驚かされました。

その他
「文芸市場」「変態資料」「変態黄表紙」
「デカメロン」などの雑誌や関連の書籍買取歓迎です。

文藝資料研究会～南柯書院

活動期間は短く
出版も少ないですが
実質は文藝市場の
流れをくむ出版社。

文藝市場社と同じく
梅原北明が設立した
文藝資料研究会の
編輯部が発行した
「変態・資料」が廃刊し
その編集メンバーが別会社で
復刊的に発行したものが
南柯書院の「変態黄表紙」です。

画像の内容見本の序文も
文藝資料研究会編輯部の名義で
「変態・資料」への反省を述べており
この時点では別会社の構想では
無かったのかもしれません。

風俗資料刊行会デカメロン

竹内道之助の
風俗資料刊行会
発行の雑誌
「風俗資料」や
「デカメロン」など
買取りいたします。

雑誌以外にも
「匂へる園」や
「世界媚薬考」
「性的珍具辞典」など
資料的にも貴重な
単行本や別冊も発行しており
そういった本も買取り可能です。

大木黎二巫山房洛成館

いくつもの
出版社を立ち上げ
エログロ関連の
本や雑誌を
発行した大木黎二も
この世界では
忘れてはならない存在。

画像は洛成館の
「談奇党」
７冊まとめての買取品。
１冊でも買取り可能です。

巫山房、洛成館、破調層のほか
弟の大木虚士による
紙魚の世界社の本も歓迎です。

会員限定猟奇雑誌

昭和初期の
エログロブームで
数々の出版物が
刊行されますが
中にはマニア向けの
会員制の限定雑誌も
存在しました。

画像は大木黎二による
巫山房発行の「稀漁」

「変態・資料」
「談奇党」
「カーマ・シヤストラ」
など会員制の
猟奇雑誌買取りいたします。

※現在の法律で非合法な内容は買取りできません。

武侠社犯罪科学

エログロ関連の
発禁本が多い
という事もあり
部数が少ない
雑誌が多いですが
その中にあって比較的
部数が多いのが「犯罪科学」です。

浜尾四郎や
丸木砂土名義の
秦豊吉の小説や随筆が
掲載されたことでも知られます。

画像左の通常号のほか
右の「異状風俗資料研究号」や
「戦争と性地獄」などの
別館も買取りいたします。

猟奇系の探偵小説雑誌

エログロナンセンス
の世界を語る上で
欠かせないのが
江戸川乱歩や
夢野久作などの
猟奇系の探偵小説。

乱歩といえば・・・
現在では
探偵小説の
第一人者と言っても
過言ではありませんが
初期の作品の多くは
フェチ、緊縛、変態、ストーカーなど
猟奇的な内容が多く
戦前の猟奇趣味のブームに
一役かったとの言えます。
発禁本扱いは多くはありませんが
伏字など規制などがかかった
作品や雑誌があります。

江戸川乱歩や夢野久作らの
作品を掲載した探偵小説雑誌
「猟奇」や「新青年」など買取り歓迎です。

エログロ関連書籍

これまでの
エログロ関連の
雑誌などの他
単行本や関連書も
買取りしております。

画像の一番上から
「現代猟奇尖端図鑑」
新潮社　佐藤義亮
写真を多数使い
エログロからレビューまで紹介

「女の匂ひと香」
春陽堂　北川草彦
こちらは大衆向けの小説。
著者はこの手の雑誌への寄稿で度々見かけます。

「文学時代」
新潮社　昭和５年１１月号
特集が"世界猟奇読物全集号"とあり
こういった小説雑誌でも発禁処分されていた時代です。

宮武外骨

エログロナンセンスの
大正～昭和初期より
さらに遡る明治時代に
風俗を害するとして
何度も発禁を受けた
先駆者が宮武外骨。

風俗以外に思想や
政治関連での発禁も多く
様々な新聞・雑誌・書籍を発行。
半狂堂の名でも知られています。
画像は「此花」と「風俗壊乱雑誌」

宮武外骨や半狂堂の
「滑稽新聞」「スコブル」など
新聞や雑誌、書籍から
後年まとめられた関連本
「宮武外骨此中にあり」などまで買取り歓迎です。

滑稽イラストの絵葉書なども
買取りいたします。

クラフト・エビング色情狂編

明治27年発行で
発禁処分を受けた
「色情狂編」

そのタイトルや
発禁本という事で
なにやら
いかがわしい雰囲気ですが
ドイツの精神医学者で
グラーツ大学教授の
クラフト・エビング博士原著で
発行は日本東京・法医学会で
内容も消して煽り立てるような
ものではありません。

それでも性的な分野であり
快楽に結び付くような記述もあるためか
明治政府から発禁処分を受けます。
これもこの時代風俗壊乱に対する
明治政府の姿勢を代表する例ですね。
こういった書物も買取り可能です。